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地方でITやってます。IT全般を勉強しつつ、いろいろ遊んでみます。 情報セキュリティスペシャリスト。twitterは @hogefuga123

日本医師会 ORCA と Canon CAPTプリンタ

ORCA」や「オルカ」、「キヤノンプリンター オルカ相性」、

orca canon lbp 不具合」、「キャノン ORCA CAPT」

などの検索ワードで来ていただける方がおられますね。

ただ申し訳ないのですが、ここで明確にしておくべきことがあります。


Ubuntu + ORCA + canonプリンタを使うときに、
Canonが提供する、Linux用プリンタドライバを使いますが(使わないプリンタもあります)、

Canon側としてはLinuxドライバの動作に関しては動作保証をしません。(重要)
そうでないと思う方は、Canonに電話して聞いてみて下さい。

また、

ORCAプロジェクトのサポート元は、個別のプリンタの動作(紙がでないとか)
に関してはサポートをしません。

私もcanonプリンタの不具合時に、その時点のcupsのログなどを全てサポートに送りましたが、
「パッケージアップグレード」、「プリンタドライバ入れなおし」以上のサポートを頂いたことは
ありません。(もちろんそれにに従いましたが、不具合症状が直っていないのは言うまでもありません。)

無論、彼らが悪いのではありません。
彼らにとって、プリンタの個別動作を保証することは仕事ではありません。


。。。したがいまして、例えば外来業務中に、事務員が「紙が出ない」と騒ぎ出しても、
根本解決できるような手順が存在するかどうかは分かりません。
ソフト側(ORCA)にとってもハード側(Canon)にとっても「ノーサポート動作」だからです。

(信頼できるORCAサポート事業所に、メンテを丸投げしているなら別です。
その事業所に解決して頂いて下さい。)



ORCAの導入を検討している医師の方は、これらを踏まえて導入を検討頂きたいと思います。
あくまで無料ソフトの使用は自己責任です。


検索エンジンで「ORCA canon プリンタ 不具合」と検索して解決方法を探したり、
cupsやccpdの仕様を探ったりすることと、

「パソコンのことは分からなくてね~」なんて言いながら
一人でも多くの患者様を診ることと、どちらが医師にとって大事なことなのでしょうか。


よくよくお考え頂きたいと思います。