自社サービス開発失敗あるある
主にWebサービス開発で、自分が経験したり、実際に見たり、ネット上で見たりした失敗プロジェクト(ざっと10個くらい)についてのまとめ。自分なりのアンチパターンまとめ。
失敗とはなにか
- 法人の業務としてやっていて、
- 売上がゼロまたは、ゼロに近い状態が何年も続いているプロジェクト
- 何年も放置プロジェクトになっている
- 趣味とか個人事業レベルでやっていることは除く。
失敗の原因
そもそも、そのサービスが使われる業界に対して素人である
- そのサービスが使われる対象の業界の、パートナー企業からの仕様要望を鵜呑みにする。
- 十分なヒアリングを行っていない。
- でもその仕様は、パートナー企業の独自業務や、社内事情による仕様だったりする。はたまた、担当者の個人的な要望だったりする。
- そもそも対象業界に対して素人なので、その仕様が良いのかどうかわからない。プログラムでどう実現するかしか考えない
- 結果的に、多くの会社で使われる仕様にならない
- 自社サービスをパートナー企業とコラボして作るはずだったのに、いつの間にか受託になっている
MVP(Minimum Viable Product)の考え方がない
- あんな機能があったらいいな、こんな機能があったらいいなと、仕様が無限に広がってしまう。
- その無限を受けとめられるだけのリソースはどこにもない
- 細かいバグ修正をやったり、見栄えを完璧にすることに時間をかける
- まだ誰も知らないプロダクトなのに...
宣伝をしていない、広告費をかけようとしない
- Webに公開した時点で宣伝だと思っている(が、当然誰も見てない)
- 延々時間をかけてプログラミングすれば良いものができて、良いものを作れば、口コミで広がると思っている。
プログラミングが好き、技術が好き
- 仕事というよりも社長の趣味になっている。
- 好きだからといって、いくらでも時間をかけて開発する。自分の好きなものを作っているだけ。
- じゃあ最初から趣味ですと言え。