簿記2級を勉強して受験して感じたこと その1
2020年11月15日 第156回簿記2級試験、受けてまいりました。
しかし解答速報を見てみたかぎりは、残念ながら合格の可能性は低いようです。
ただ簿記を学び始めてから感じたことは沢山あるので、複数エントリに分けてつらつら書いていきたいと思います。
簿記3級は以前合格しており、簿記2級を勉強し始めたのは2019年3月ごろからでした。
なぜ簿記2級をやろうと思ったのか
理由1 : 勉強した価値が後々にも残るのではないか
私は学生時代からIT技術全般を学んできたのですが、
IT技術は話題が数年ごとに入れ替わってしまうので、
勉強にかけた時間がなかなか報われない、と以前から感じておりました。
簿記はIT技術に比べると流行り廃りがあまりなく、勉強したことの価値が後々の人生で残りやすいのではないか、
つまり知識の経年劣化が比較的小さいのではないかと考えました。
まさに簿記で言うところの減価償却の概念です。
理由2 : 株式投資に役立つのではないか
私は株式投資を10年以上やっているのですが、もう少し財務諸表を詳しく読めるようになりたいと思いました。
ただ、簿記を学んでいくうちに考えが変わってきたのはあります。
(株式投資で稼ぐ力は、財務諸表を読み解く能力とイコールではない、と感じるようになりました。ただこの話は話がそれますので省略します。)
理由3 : 努力のコスパが高い、汎用性が高いのではないか
この記事を読んで、なるほどなと思いました。
資格取得について考える~社会人生活17年間で最強の資格は日商簿記2級でした。 - あいむあらいぶ
理由4 : キミアキ先生が好き
私はキミアキ先生というYoutuberが好きなのですが、
彼は簿記のプロであり、彼に少しでも近づきたいというのもありました。
キミアキ先生の起業酔話 - YouTube
勉強にあたっては、このように自分なりのヒーローを持ち、
自分を洗脳していくことも大事だと思っています。
理由5 :
あるブロガーの方に聞いた話なのですが、
その人は以前、数百社の中小企業と取引をしていたそうです。
彼は、「その数百人の経営者の中で、決算書をきちんと読めている経営者はかなり少なかった」と言っていました。
以上の理由により、簿記(自分の場合は2級)を勉強してみることは、かなり意義があるんじゃないかと思いました。
~つづく~