少子化について
この言葉にギクリとさせられた。
少子化対策にあたって0番目に直視すべき現実
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51869033.html
>私の次女は、2001年にこの国で生まれた1,170,662人のうちの1人。この2001年の日本生まれの日本人というのは、この先減る一方。これはどの年代でも変わらない厳然たる事実で、彼女の叔母、つまり私の妹の生まれた1971年の2,000,973人になったりするということは未来永劫ありえない。
>仮に出生率が4とか5とかありえない数字になったとしても、少子化は止まらないということ。しかも出生率はあくまで率で、母親になれる人の数そのものが今後減り続ける。
考えてみる。
1971年に生まれた日本人200万人のうち、女性はその半分の100万人くらいだろう。
2001年に生まれた日本人117万人のうち、女性はその半分の60万人くらいだろう。
1971年生まれの女性が、平均2人の子供を産むと、
人口は100万*2=200万人増えることになる。
しかし、
2001年生まれの女性が、平均2人の子供を産んでも、
人口は60万*2=120万人しか増えない。
これから出生率が4や5になってもダメ、というのは大げさに思うが、
今の少子化対策なんてほぼ無駄に等しいことがわかる。
これから当面、出生率が2を上回ることなんてほぼありえない。
(だって、出生率が2だったころは1970年代ですよ?)
2001年生まれの女性が生む子供の数は、多く見積もって平均1.5としたって、
60万*1.5=90万人でしょう。
90万人のうち、女性は45万人になる。
なので、どうやったって少子化は進むんだよな。
ではまた。