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地方でITやってます。IT全般を勉強しつつ、いろいろ遊んでみます。 情報セキュリティスペシャリスト。twitterは @hogefuga123

簿記2級を勉強して受験して感じたこと その2

はい、その1に続いて、また書いていきます。

簿記試験に対して不満に感じたこと

それ簿記の理解と関係なくね?

電卓を叩くのが速い人、計算ミスがない人、文字を速く書ける人が簿記試験では有利になるとは思うのですが、なんかそこに偏っている印象を受けました。


まあそれもある程度大事だとは思いますけども、今時、これだけ会計ソフトなどが発達している時代に、電卓を速く叩けるとか、ミスがないとか、文字を速く書くことにそんなに意味がありますかね?
私がIT技術にずっと触れてきたから強く感じるのかもしれませんが。


もっと簿記への理解を重視した問題にすべきでは?と思いました。


過去問を見てると、途中計算が面倒でひたすら時間がかかる問題があります。これは、時間切れにさせるのが目的なのでは?と思ってしまいます。


「時間がかかるから時間切れになる」っていうのと、「難しい」っていうのは違うでしょ。


(受験者にしか伝わらない話だと思いますが、例えば今回の第156回の5問なんかは良かったと思います。途中計算もそんなにボリュームは無い割に、直接原価計算を理解してる人はちゃんと回答できる問題ですよね。)


あと「その他有価証券評価差額金」とか、「建物減価償却累計額」とか、無駄に画数が多いじゃないですか。
A、B、Cとかア、イ、ウじゃだめなのか。

これも時間をかけさせようという意図があるんでしょうかね。

「漢字を間違ったら点数にならないよ」とか。簿記は漢字の試験じゃないでしょ。
このあたりは今の時代に対して、ちょっとアナログすぎるのではと思いました。


まあ、そういう試験だと言われればそこまでですが、このひたすらスピード重視の方針は、意味がわからなかったですね。

簿記を理解することと、試験に合格することとはギャップがある。そう感じました。

~つづく~